パンを作るときになぜ
小麦粉を使うと思いますか?
パン=小麦粉って当たり前なイメージですよね!?
でも小麦粉を使うには理由があるんです。
そりゃそうなんですが(笑)
パン屋になるまで
あまり考えたことなかった私です^^;
では本題へ
小麦粉にはたんぱく質が含まれています。
そのタンパク質が水と混ざって捏ねることで
グルテンというネバネバした物質になります。
このグルテンがふっくらした
パンを作るのに欠かせないのです。
グルテンは水と混ざったときに
空気が入り、パン酵母の出す炭酸ガスを
グルテンのネバネバが逃げないように守って
ふっくらしたパンが焼けるんです。
米粉や大麦、ライ麦だけでは
小麦粉と同じようにパンを作っても
グルテンが含まれていないため
ふっくらしたパンにはなりません。
ドイツで食べられているライ麦パン(ドイツパン)
って知っていますか?
ライ麦粉だけだと
グルテンがないから
目が詰まったずっしりどっしりした
パンになるんですね。
ライ麦パンでふわふわなパンもありますが
それはライ麦粉よりも
小麦粉が多く入っているからなんですね!
米粉もパン用米粉は
グルテンが添加されているものが多いです。
そうでないとふっくらしたパンを
焼くのは難しい;
小麦粉はパン作りにとても適している
ちょっと特殊な性質を持つ粉なんです!