MENU
パン焼きはてな
Address
123 Main Street
New York, NY 10001
Hours
Monday–Friday: 9:00AM–5:00PM
Saturday & Sunday: 11:00AM–3:00PM

この領域では「VKプロフィール」ウィジェットに置き換えることをお勧めします。 「VKプロフィール」ウィジェットは、プラグイン「VK All in One expansion Unit」に含まれています。

パン生地に油脂を入れると起こること

パン生地に油脂を入れると
たくさんのいいことがあります。
どんなメリットがあるのか。

今日は7つに分けて
解説したいと思います。




スーパーに売っている
食パン、バターロール、菓子パン等‥
ほとんどのパンに油脂が入っています。

油脂を入れるには
味だけではない理由があります。

①耳が薄くなり、パンを柔らかくする


「小麦粉に水が加わると
グルテンという物質ができて
それがパンを膨らませる」

https://panyaki-hatena.com/wp-admin/post.php?post=92&action=edit

上記の記事でグルテンの話を書いたのですが


油脂が入ることによって
グルテンをコーティングして
生地が薄く均一に伸びやすくなります。

なので耳が薄くなり
パンの柔らかさが長持ちします。

②きめ細かくつやを出す

油脂が生地の中で細かく分散し
グルテンを柔らかくしなやかにします。

グルテンの網目構造が細かくなって
薄い膜を作ります。

この膜がパンの骨格を作り
きめ細かい仕上がりになります。

油脂は見た目にも影響を与えるんですね!

③水分蒸発を防ぎ、
パンの風味や食感が長持ちする

油脂は生地の保水性を高め
水分が飛びにくくなるので
風味や食感が損なわれにくい。

食パンは2日くらい経っても

ふわふわだけど

バゲットやカンパーニュなど
油脂の入ってないパンは
硬くなりやすいですよね。


フランスのパン屋では
バゲットの寿命は
4時間と言われているそうです。
みじかっ!!(*_*;

④油脂の味、香り、風味を加えて
食感を良くする

油脂の種類によって
パンに独特な香りや
リッチな風味をつけます。

よく使われるバターは香りもいいし
すごく風味がいいですよね。

どんなパンにしたいかによって
油脂を使い分けるといいですね!

⑤栄養価を高める

これは説明要らずかもしれないですが…^^;
油脂は高カロリーで脂質も多いので
良くも悪くも、、単純にエネルギー量が増加しますよね。

それ以外では
バターはビタミンA
ビタミンD、ビタミンE
を豊富に含んでいるので
ビタミン類の増加が期待できます。

⑥生地の伸びをよくして
ガスの保持力を高め
パンを大きくする

油脂が潤滑油の役割を果たし
生地を滑らかにすることで
生地が伸びやすく
膨らみやすくなり
ふわふわで軽い食感になります。

⑦機械耐性を向上する


自宅で手ごねしている人には
あまり関係ないように
感じるかもしれないですが、

油脂が入ることによって
生地が滑らかになるので
傷みにくくなるんです。

手成形の場合でも機械よりは
はるかにマシですが、多少なりとも
生地にダメージは与えています。


しかし、バゲットなどの油脂が入っていない
生地と比べると、油脂を入れた生地は
ダメージを受けにくいです。

このように
油脂を入れることによって
様々なメリットがあります。

①耳が薄くなり、パンを柔らかくする
②きめ細かくつやを出す
③水分蒸発を防ぎ、パンの風味や食感が長持ちする
④油脂の味、香り、風味を加えて食感を良くする
⑤栄養価を高める
⑥生地の伸びをよくして、ガスの保持力を高めパンを大きくする
⑦機械耐性を向上する

参考にしていただけたら嬉しいです♡

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次