
初めまして!
sayaです。
私がなぜパンを作るようになったのか
お話したいと思います。
私には息子が1人います。
その息子が生後2か月の時に
アトピーと診断され
食物アレルギーも判明…
離乳食が始まると
なぜか王道の重湯を食べない…
パン粥しか食べない…
小さいころから和食が大好きで
高校生の頃、友達とファミレスに行っても
いつもカレイの煮つけ膳を食べていた私(笑)
パンなんて全然食べませんでした^^;
しかし息子はパンしか食べない…
それからというもの
パン好きな息子のために
アレルギーとアトピーを考慮し
自分でパンを作るようになりました。
(市販品では食べられないものも多かったので)
そんな形で、自分のやりたいことや
食べたいものではなかったけど
足を踏み入れたパンの世界。
初めて作ったパンは
知識もなく、計りも持っていないし
本を読んで適当に作ったのですが
すんごく美味しくて感動的でした!!
たぶんまぐれで
いいあんばいの配合になったか、
焼きたてパンを自宅で食べたから
(たぶん後者^^;)
美味しく感じたのだと思います。
その後、すっかりパン作りにハマった私は
いろんなパンを作るようになりました。
子どもが小学生になったら
パートしようと思っていたので
どうせ働くなら絶対パン屋がいい!!
と思い、働き始めました。
子どもを学校へ送り出してから
最初は週3回出勤。
パン屋の仕事にハマりすぎて
その後正社員になり
大変だけど楽しい日々でした!
しかし楽しむだけじゃなくて
パン作りを教えてもらいたい
という欲望がありました(笑)
パンは生地が発酵するので
常に時間に追われていて
タイマーが至るところで鳴りまくる。。
パンの作り方を教わる暇など皆無…
夕方まであっという間に
慌ただしく過ぎてしまう…
初めて働いたパン屋さんの店長は
すごく器用な人で
パンを作るのがとても上手な人でした!!
しかしすごく気分屋でよく怒る…
でもどうしてもこの店長に教わりたかった!!
この店長の作るパンが一番おいしかったので!!
そんな器用で気分屋な店長に教わるには
どうしたらいいか考えました。
パンの製造って
当日の分のパンを作り終わった後に
次の日の準備をするのですが
それがひと段落した頃、
店長のご機嫌を見計らって
質問、疑問投げかけ続けました。
器用な店長には
「なぜできないのかわからない」
「見て覚えろ!!」と言われ
凹んだり…
私は不器用だったので
見よう見まねですぐに上達っていうタイプではなく…
パン職人は向いてないな~って
思ったりもしていました。。
みんなが帰った後に
余った生地で
成形の練習をさせてもらったり
店長がバイブル本があると知れば
私もその本が欲しくて
隙あらば近づき、やっと聞き出せたのは数か月後^^;
結構しつこい女だったと思う(笑)
その本をやっと購入し、お昼休憩に毎日読み漁りました。
でも難しすぎて全然理解できなくて…
ノートを買ってきて、他の本やネットで
わからない単語を検索しながら
その難解な本を
自分なりに分かりやすくまとめました。
そのノートは今でも役立っています!!
パン屋になってから
仕事だるい~行きたくない~
って思った日が1日もないんです!
それくらい充実していました。
向いてないと思う日々もあったのに
過酷な仕事を楽しめるなんて
私にとっては天職なんじゃないかと
思うようになりました(笑)
同じ志を持つ仲間と
どうしたらもっと美味しいパンができるのか?
これを使ったらどんなパンができるのか?
そんな毎日がワクワクして楽しくて♡
それと同時に息子のことで添加物など
気にするようになっていた私は
お店で使う原材料を目の当たりにして
これは身体に悪いなって
感じる材料もあったり。
美味しくても
健康に害があるとなれば
食べたくないなぁと。
アトピーっ子アレルギーっ子にとって
材料は特に気を付けなければならないことなので。
そういう経緯があり、なるべく無添加で
身体に優しいパン作りを広めたい!
作ってもらいたい!
食べてもらいたい!
という思いからブログを始めました。
パン作りのコツや、知っていたら役立つ
化学のお話など分かりやすく皆様に
お伝えしていけたらなと思っています。
